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松浦市福祉団体等連絡会

 本市の高齢者、子ども、障害者等を支援する福祉団体等が一同に会し、顔の見える関係性を築くために、社会福祉協議会から市内の各福祉団体等に呼びかけ、本連絡会を設立しました。他分野の福祉活動を知り、重層的な支援体制を構築するための足掛かりとなるよう、福祉事務所、子育て・子ども課、長寿介護課などの市職員にも参加を呼びかけました。
 令和4年6月23日現在の参加団体は21団体です。

第9回研修会【令和6年8月1日(木)】

参加団体6団体 行政1課 合計14人

 本連絡会の第5回研修会のテーマは、「LIFEの導入について」

①利用者の状態により応じた支援計画の作成ができること。
②一人スタッフでは気づけなかったことにフィードバックにより気づきが出てくる。
③医療、介護のデータ蓄積により、チームや多職種連携による効率的な支援体制が構築できるなどが挙げられている。

 一方で、導入のデメリットとして…
①入力作業に人手と手間がかかる。
②LIFE導入により加算を算定することで利用者の自己負担額が増加する。
③利用者への説明同意が必要となり業務負担が増える。
④業務システムの見直しが必要。など。

 意見として、施設を運営する2法人からは、現在導入に向けて準備中との話がありました。一方で、通所サービスだけの小規模事業所ではデータ入力の作業労力を考えると、利用者一人一人に手をかけていきたいとの意向が強かったようです。
 将来的にLIFE導入は必須になる可能性が高く、乗り越えるハードルはまだまだ高いようです。今後導入が進んだ法人から具体的な情報提供をいただき、長期戦で検討していくことになりました。

第5回研修会【令和5年7月24日(月)】

参加団体13団体 行政4課 市議1人 合計24人

 本連絡会の第5回研修会のテーマは、「発達障害について」
 今回も、多様な福祉関係者が一同に会し、知らないことを知る機会となりました。
 今回は、発達障害とはどんな障害なのかを作業療法士の方から学ぶとともに、発達障害を抱える子どもたちにかかわってきた家族、里親、保育士、教師、職場等での体験談をお聞きしました。そして、参加者がみんなで感じたことは、“発達障害と多様性、個性の違いは何だろう”、“普通って何だろう”、そして発達障害を抱える子どもたちを障害児と呼ぶことへの違和感でした。
 だからと言って何もしないでいい、ただ見とけばいいということではない。障害と呼ぶかどうかは別として、この社会を生きづらいと感じている人がいるならば、私達は、その人が安心して生きていけるよう、手をつなぎ、みんなで並んで歩ける地域づくりを目指すべき。そう考える大切な機会となりました。

第4回研修会【令和5年5月22日(月)】

参加団体12団体 行政2課 市議1人 合計25人

 本連絡会の第4回研修会のテーマは、「松浦市の介護保険事情について」
 今回も多様な情報について知る機会となりました。
 厚生労働省発出「地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について」より、2040年に向けて生産年齢人口の急激な減少が生じ、介護人材の不足が深刻化する。地域の人口動態や介護ニーズの見通しを適切に捉え、計画的に進めていくことが大事であると皆で認識を共有しました。
 行政より、本市の第8期介護保険事業計画と実績の比較を説明される。施設の転換により居宅介護から施設介護へのサービス給付の増減が見られた。また、訪問・通所系のサービス給付が減少しており、コロナ禍によりサービス休止や自粛によるものとともに、介護度の軽減により給付額が減少傾向にあるという報告がありました。
 介護人材不足を補うための介護ロボットの導入について意見交換を行いました。会員からは、導入施設の見学など具体的な提案もでました。又、介護現場のみならず、障害者や保育の現場においても人材確保は必須であり、福祉現場が一体となって対策を講じていく必要があるとして当連絡会より行政に提案する機会となりました。

第3回研修会【令和5年2月20日(月)】

参加団体10団体 行政3課 市議1人 合計15人

 本連絡会の第3回研修会のテーマは、「子どもの貧困について」。今回も多様な情報について知る機会となりました。
 子どもの貧困率は本県では11.2%、約10人に1人が相対的貧困となっているとのこと。相対的貧困とは、視覚的に見えにくい貧困状態をいう。
 令和元年に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」の改正が行われ、全ての子どもが心身ともに健やかに育成され、教育の機会均等が保障され、一人一人が夢や希望を持つことができるような対策を講じていく旨の規定が追加されました。保護者の収入や家族形態により、子どもの規則的な生活習慣や学習機会、理解度、向上心、自己肯定感、希望する学校段階に差が生じている。
 また、支援制度を知らない世帯があり、利用までに至っていない可能性がたかい。本市でも、令和2年に貧困対策事業計画を策定し、具体的な取り組みを進めている。本連絡会においても、力を合わせて行動していきたい。
 『子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば』という組織がある。当法人の「あすのば入学・新生活応援給付金」は、生活困窮世帯や児童養護施設、里親などのもとで生活している人に、入学準備金として活用できる返済不要の給付金である。募集は例年11月中旬から1か月程度なので、ホームページの確認をお願いしたい。「この給付金で制服、カバン、靴、体操服の費用に助かりました」との声が多い。
 全ての子どもたちが同じスタートラインに立てるよう、中学、高校入学時の準備費用について公的支援が図られることを切に願いたい。

第2回研修会【令和4年11月9日(水)】

参加団体11団体 行政3課 市議1人 合計19人

 本連絡会の第2回研修会のテーマは、「コロナ禍がもたらした影響と変化」でした。 感染状況の情報がないこと、各施設での感染対策、面会方法、など情報交換を行いました。
 高齢者施設では感染情報の詳細がないので、面会制限は続けざるを得ないとのことだった。中には、ビニールシートで動線を作ったり、屋外にあずまやを設置したり、LINEを活用するなどの施設もありました。
 保育園では、一日5回の検温と、朝、昼、夕方の消毒を実施していました。
園児たちは、担任の先生の顔がマスクで見えない。時々、マスクをおろして、先生の顔が見えると子どもたちも安心して、笑顔になるそうです。顔が見えることは、園児の成長に好影響があると言われる。
 障害児を持つ保護者は、施設内でコロナが広まり、自宅待療養となった際、家族全員が自宅内感染した。施設が開所されるまでの一定期間、在宅で面倒見るのは大変だったと言われた。障害者にはワクチン接種していない人もいる。今後オミクロンワクチンが自費接種になるなら、費用が掛かり、ますます接種しなくなるのではと心配された。
 この研修会の目的は、知らないことを知る。今回も多様な情報について知る機会となりました。

第2回は延期中です【令和4年9月2日(金)】

 第2回松浦市福祉団体等連絡会議は、コロナの感染拡大の為「急いては事を仕損じる」ということで、現在延期中です。

 第2回目のテーマとしては、「まだつづく!コロナ禍をどう生き抜くか」です。
 事業所の皆様には、資料を先に送付しました。内容については、国、県のホームページから、
①感染拡大への対応、気流を阻害しないパーテーションの設置等、
②子供のマスクの着用について、
③新しい生活様式と障害児者への配慮について、
④コロナ禍における差別や偏見、
⑤濃厚接触者の特定、行動制限等について、
⑥医療従事者、介護従事者、障害児者施設等の従事者、保育所等の職員にかかる事業継続に必要な検査の取り扱い、
⑦長崎県PCR等検査の無料化について

 等の資料を送付しました。

また、次回会議をする際には、
⑧コロナ禍が保育所、高齢者施設、障害児者施設等にもたらした変化、影響について
情報共有したいと考えています。

 台風が近づいており、コロナ禍による避難所対策は、第1回研修会のテーマであり、行政及び各事業所において早めの避難対応をお願いします。

第1回研修会【令和4年6月23日(木)】

 本連絡会の第1回研修会のテーマは、「避難所対策について」でした。 自施設で利用者や地域の住民を守れるか、洪水や土砂災害ハザードマップを参考に防災課にも来ていただき、避難行動についての知識を学びました。福祉事務所からは、特に配慮の必要な人が個別計画に基づき、直接、福祉避難所へ避難できるように制度の改正が図られていることなどの情報提供がありました。乳幼児や妊産婦、障害の特性に応じた避難所のあり方について保育所長や障害者本人の話を聞くなど、今後の避難所対策の参考となりました。
 本連絡会では隔月の研修会を計画し、幹事団体である社会福祉協議会から会員団体にテーマを発信します。個々の福祉団体が抱える課題や地域課題をテーマに、多様な団体で共有、研究し、誰もが安心して住み続けられる松浦市となるよう、みんなで力を合わせて頑張ります。


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