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平成24年度事業計画・予算

平成24年度事業計画

1.財政関連

　本年度も引き続き厳しい財政状況にあります。特に介護報酬の削減などによりますます法人全体の経営に大きな影響が懸念されます。これまで以上の経営基盤の安定、強化が必要となります。

2.介護保険事業（県指定事業・介護予防も含む）

　本所・鷹島支所において「居宅介護支援事業」「通所介護事業」「訪問介護事業」の各事業を実施いたしております。

　先般、平成２４年４月からの改正介護保険法が開示され、社会保障一体改革の一端を受け、介護事業者にとって非常に厳しい介護報酬が示されたところであります。今後の事業経営は一段と厳しく、単なる経費節減だけでは健全な経営をすることは難しいものがあり、事業体系の見直しや雇用のあり方、人材の確保、育成など総合的に且つ的確な判断が求められます。今年度は法改正後、最初の１年に当たりますので年間を通して経営の状況を注意深 く見ていくことが肝要であります。

　本所の「通所介護事業」については利用者の減少による減収が続き、利用者増も進まない状況であります。職員体制の見直しを始め事業内容の検討を進めて参ります。「訪問介護事業」について、利用者は増加傾向にありますが介護報酬の減額に対する対応が必要であります。

　鷹島支所においては島内で唯一の事業所として需要が高く、経営状態は良好な状態にありますが法改正によりこれまでの経営状態からかなり悪化することが懸念されますので尚一層の経営努力が肝要となります。

　各事業所において職員間の協力体制確立は言うまでもなく、職員の資質、サービスの向上、利用者確保に努め健全経営を目指して参ります。

3.高齢者在宅サービス（市指定・独自事業）

　独自事業の「配食サービス」と「高齢者食事サービス」につきましては、本所、支所間の業務協力等により円滑な事業を行っております。市受託事業の「配食サービス」と併せ住民ニーズに応えるべく事業展開をいたします。

4.高齢者支援事業（いきいきサロン・市受託事業）

　同事業は行政が行う介護予防事業に大きく寄与していることから今後ともより多くの参加を呼びかけ事業の推進を図ります。新年度より参加者の日常生活機能を把握するため体力測定などのプログラムを加え、地域包括支援センターと連携し、より中身の濃いサロン事業を展開して参ります。

5.指定管理事業（市指定事業）

　「松浦市老人福祉センター」「松浦市高齢者生活福祉センター」につきましては、行政より指定管理を受け経営をいたしております。

　今回、平成２４年４月から「福島総合運動公園」の管理を平成３４年３月までの１０年間、指定管理者として松浦市より指定を受けました。

　これにより３カ所で指定管理業務を担うこととなり、これまで以上に適正な管理経営に取り組むとともに、利用者の利便性を第一に考え、サービスの向上と事故防止に努めて参ります。

6.障害福祉サービス事業（県指定事業）

　障害者自立支援法による居宅介護（ホームヘルプサービス）を行っております。

　利用状況は横ばい状態ではありますが、新たな利用者の発掘とサービスの向上を目指し自立支援の一助として寄与して参ります。

7.ホームヘルプ事業（市受託事業）

　介護認定外の一般高齢者、特定高齢者に対し、ホームヘルプサービスを提供しております。利用者も微増している現状であり、今後とも同事業を通して利用者支援を推進いたします。

9.その他の事業推進

○社協会員の募集

○日本赤十字社社費募集

○赤い羽根共同募金、歳末たすけあい運動の促進

○日常生活自立支援事業の促進

○福祉相談事業の実施

○県、市福祉資金貸付事業

○福祉協力校の指定事業（市内小学校１２、中学校７、高校１）

○福祉教育支援事業の推進

○福祉用具貸出事業

○各福祉団体との連携、活動支援

○市民児協の事務及び民生委員・児童委員との連携強化

○地区社会福祉協議会への活動協力と連携強化

○広報活動の促進（ホームページ・社協だより発行）

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平成24年度収支予算

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